日本経済新聞
やりたいことが見つからない、空虚感が漂う――。大学に通う意味を見失っている学生が増えている。学問の府である大学が就職予備校化しているとの指摘も絶えない。ボーダーレスに学べるデジタル時代に、大学で学ぶとはどういうことか。国内でインターネットの基礎をつくった慶應義塾大学の村井純教授に聞いた。
なぜ大学で学ぶのか 村井純・慶応大教授に聞く - 日本経済新聞
むらい・じゅん 1979年慶応大学卒。84年、日本の大学間ネットワーク「JUNET」を設立。97年同大環境情報学部教授、2005年に学校法人慶應義塾の常任理事。20年から同大教授。「日本のインターネットの父」として知られる。やりたいことが見つからない、空虚感が漂う――。大学に通う意味を見失っている学生が増えている。学...