特集

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福澤諭吉と脱亜論

 現在、日本と韓国の関係は戦後最悪と言われている。その要因は元徴用工問題や慰安婦問題、歴史教科書問題だとされるが、日韓問題の関係は福沢諭吉の時代から論じられてきた問題だ。今回は福澤諭吉の「脱亜論」を紹介していきたい。  「脱亜論」は、18...
塾風満帆

塾風満帆

 自民党総裁選が近づいてきている。新聞の一面には、自民党内の派閥争いを形容して「混迷」の文字が踊る。また、新型コロナウイルスに関しても、感染者数自体は減少しつつあるが、変異株の影響で1年先も読めない状況であることには変わりない。誰もが現状を...
塾風満帆

塾風満帆

 動画配信サービスYouTubeに面白い機能がある。お金を払うことで、生配信中の配信者にコメントを残せる機能が「スーパーチャット」、通称「スパチャ」だ。このスパチャ機能を使って、視聴者の質問に答える配信者が増えてきている。2チャンネル創設者...
塾風満帆

塾風満帆

最近、雨の日が増えてきた。新しい傘を新調した塾生もいることだろう。雨から皆さんは何を連想するだろうか。 「銀行は晴れの日に傘を貸し、雨の日に傘を取り上げる。」 ドラマ「半沢直樹」で、銀行の融資における姿勢を揶揄した名言だ。晴れの日に...
塾風満帆

塾風満帆

日吉駅から独立館に向かう道に、桜がきれいに咲いている。ここ数日間、桜を背景に写真を撮る人も多くいた。卒業式や入学式に参加した方々が記念に撮っていたのだ。今年は卒業式も入学式も開催された。学部の卒業式は午前と午後に分けて行い、その数日後に大学...
塾風満帆

塾風満帆

異常な1年が終わろうとしている。2020年、コロナウイルスの世界的流行により、生活は一新した。授業はオンラインになり、入学式や卒業式は映像配信、体育さえもオンラインで行うことがあるくらいだ。これまでなら、すべてが対面、オンサイトだった。個人...
その他

編集長挨拶

「慶應キャンパス」をお読みいただき、誠にありがとうございます。2020年12月15日より、「慶應キャンパス」編集長となりました、慶應義塾大学理工学部、伊藤と申します。 「慶應キャンパス」は1972年12月15日に創刊いたしました。大学内で...
福澤塾

気品の泉源、智徳の模範

慶應義塾の創立者、福澤諭吉。誰もが知っている日本を代表する思想家である。福澤は生前、多くの著書を残した。しかし今回は、福澤の著書ではないが、演説文を取り上げてみる。1896年11月1日、故老生懐旧会という一つの同窓会の集会のなかで演説した内...
その他

記者の本棚 星野道夫『旅をする木』

 冬物のコートをタンスから出す時期になると、毎年読みたくなる本がある。星野道夫の「旅をする木」だ。彼はアラスカに生きた日本人の写真家で、多くのエッセーをのこした。この本はそれらの中でも代表的な作品だ。  冬になると読みたくなるのは、冬の肌...
福澤塾

新型コロナウイルスと『学問のすすめ』

『学問のすすめ』、日本人ならその名前くらいは聞いたことがあると思いますが、みなさんは読んだことがありますか? 『学問のすすめ』は、明治時代にベストセラーになり、出版から約50年が経った今でも本屋さんを覗けば店頭に置かれています。そこに書か...